2024年1月からスタートした新NISA制度は、年間投資上限額が240万円(成長投資枠)と120万円(つみたて投資枠)に拡大され、合計で年間最大360万円の非課税投資が可能となりました。また、非課税期間も無期限となり、長期投資がより行いやすい制度となっています。この記事では、新NISAの特徴を最大限活用できる投資商品を、投資目的やリスク許容度別に詳しく解説します。
新NISAでは、以下の点を重視して商品を選択することをお勧めします。
成長投資枠向け・初心者〜上級者向け
全世界の株式市場に投資できる商品で、新NISA の中核として組み入れることをお勧めします。
投資比率の目安:ポートフォリオの40-60%
成長投資枠向け・初心者〜上級者向け
世界最大の株式市場である米国市場への投資は、テクノロジー企業への投資機会も豊富です。
投資比率の目安:ポートフォリオの20-30%
成長投資枠向け・中級者〜上級者向け
高配当・割安株への投資で、インフレ環境下でも安定したリターンが期待できます。
投資比率の目安:ポートフォリオの10-20%
安定運用枠向け・初心者〜中級者向け
不動産への投資で、インフレヘッジと安定的なインカム収入が期待できます。
投資比率の目安:ポートフォリオの5-15%
安定運用枠向け・初心者向け
株式と債券をバランスよく組み合わせた、ローリスク・ローリターンの商品です。
投資比率の目安:安定運用枠の50-100%
新NISA制度は、長期的な資産形成を支援する画期的な制度です。自身の年齢、収入、リスク許容度に応じて、適切な商品を選択し、継続的な投資を行うことが重要です。この記事で紹介した商品や投資戦略を参考に、自分に合った投資計画を立ててください。
なお、投資は自己責任で行う必要があり、投資前に十分な理解と検討が必要です。必要に応じて、ファイナンシャルアドバイザーに相談することをお勧めします。
大学卒業後、トヨタ車体株式会社入社
部品調達・物流・生産・設変管理を経験後、独立起業
2023年Weaps株式会社立ち上げに伴い、代表取締役就任
自身の経験を交えながらトヨタ生産方式(TPS)の導入および専用のWebアプリケーションを通じて企業の生産性向上を行っている。
ビジネスだけでなく投資・政治経済・ヘルスケアなど幅広い分野に精通しており、これらの知見を活かしブログでは生産性向上や資産形成、時事問題から健康管理まで、実用的な情報を発信中。