みなさんはTOEICや受験などでわからないところにつまづいてうまくいかなかった。なんてこと経験ありませんか?
そのとき、多くの人はそこで悩んでしまい、進むことができなくなります。しかし、そんなときに「わからないところは飛ばして、できるところからやる」ことが重要だということに気づくことは、TOEICだけでなく人生の時間の使い方においても有効な考え方です。
TOEICでは、時間は限られています。わからない問題に時間を使いすぎてしまうと、解ける問題も解けなくなってしまいます。まずは自分がわかる問題から解いていくことで、点数を積み重ねていくことができるのです。
この考え方は人生においての時間の使い方としてもとても重要です。何か新しいことに挑戦するとき、必ずしもすべてがスムーズに進むわけではありません。難しい部分や困難な問題に直面したときに、無理にそれを解決しようとせず、まずは自分ができることから取り組んでいくことが大切です。
※後述しますが放置することを正当化しているわけではありません。
わからない問題や困難を一時的に飛ばすことは、決して逃げではありません。それは自分のリソースを最大限に活かすための賢い選択です。すべてを完璧にしようとするよりも、まずは小さな成功体験を積み重ねていくことが、最終的な大きな成功につながります。
「わからないところを飛ばしてできるところからやる」ことは効率的ですが、当然ですが、だからといってわからない部分をそのまま放置しろと言っているわけではありません。おそらくここで出来ないことに向き合えるかどうかで人間力の差が出るところだと思います。人生や仕事においても、後から必ず向き合わなければならない課題というものが出てきます。そのため、一度飛ばした問題や課題にも、時間を見つけてしっかりと取り組むことが重要です。後回しにしていた問題に取り組むことで、新たな学びや気づきが得られることもあります。そうした経験が、最終的に自分をより成長させる大切なステップとなるのです。
TOEICで「わからないところを飛ばして、できるところからやる」という戦略は、私たちの人生全般においても同じように活かせる大切な考え方です。時には立ち止まらずに前に進むことが、最終的に自分を成長させる最善の方法となるでしょう。