「営業目標が達成できない」「業務効率が上がらない」「顧客満足度が低下している」――こうした問題に直面したとき、あなたはどのように対処していますか?
多くの場合、問題の本質を見極めないまま対症療法的な解決を試みてしまい、結果として同じ問題が繰り返し発生してしまいます。効果的な問題解決には、まず問題を正確に理解し、明確化することが不可欠です。
この記事を読めば、なにが問題なのか。なにを解決すればその困りごとがなくなるのかということが明確になります。
問題解決における最初のステップ「問題の明確化」は、成功への鍵を握る重要な工程です。この段階では、漠然とした問題意識を具体的な「解決すべき課題」として定義し、その解決の必要性を明らかにします。
適切な問題の明確化がなければ、以降の検討が的外れとなり、最善の解決策にたどり着けません。本記事では、実践的な手順と具体例を通じて、効果的な問題の明確化方法をご紹介します。
まず、自分の仕事が「何のために」行われているのかを本質的に考えます。
「あるべき姿」とは、問題が解決された理想的な状態を指します。以下の要素を明確にします:
現状把握では、主観や思い込みではなく、客観的な事実に基づいて状況を確認します。
あるべき姿と現状の差異を、具体的な数値や状態として「視える化」します。
問題の明確化において、以下の3つの視点から現状を分析することで、より本質的な課題が見えてきます。
問題の明確化段階でよく見られる失敗パターンを認識し、回避することが重要です。
問題の明確化は、効果的な問題解決の基盤となる重要なステップです。以下のポイントを意識して取り組みましょう:
次回は、明確化された問題をさらに詳しく分析する「問題の層別化と現状把握」について解説します。問題の根本原因を特定し、より効果的な解決策を見出すための具体的な手法をご紹介しますので、ぜひご期待ください。
【実践のためのチェックリスト】
問題の明確化プロセスを確実に進めるため、以下の項目を確認しましょう:
□ 組織のミッションとの整合性を確認した
□ あるべき姿を具体的な数値で設定した
□ 現状のデータを客観的に収集した
□ ギャップを数値や図表で可視化した
□ ムリ・ムラ・ムダの視点で分析した
□ 関係者と認識を共有した
大学卒業後、トヨタ車体株式会社入社
部品調達・物流・生産・設変管理を経験後、独立起業
2023年Weaps株式会社立ち上げに伴い、代表取締役就任
自身の経験を交えながらトヨタ生産方式(TPS)の導入および専用のWebアプリケーションを通じて企業の生産性向上を行っている。
ビジネスだけでなく投資・政治経済・ヘルスケアなど幅広い分野に精通しており、これらの知見を活かしブログでは生産性向上や資産形成、時事問題から健康管理まで、実用的な情報を発信中。